■薄紅の花 02.森の家 -説明(2015年06月24日UP)

  • 主な登場人物
  • 説明
  • ■科学と魔法が併存する世界。
     チヌカルクル・ノチウ大陸西部、ラキュス湖南地方出身の魔法使い〈双魚〉の半生記。
     故郷を旅立ち、科学文明国のひとつ、日之本帝国に流れ着き、国立魔道学院の教員になるまでの話。
     全体の目次 薄紅の花 序章.日之本帝国

    ■薄紅の花 02.森の家
     双魚先生の幼少期の話。

     舞台はアミトスチグマ王国。チヌカルクル・ノチウ大陸ラキュス湖南地方の魔法文明国。
     双魚は、王子の教育係・柄杓星の友人・六車星の養子となった。森での暮らしが始まる。
     十年の歳月が過ぎた。双魚の傷ついた心は、穏やかな日々が少しずつ癒してくれている。
     王子に託された薄紅の小瓶は、未だに双魚の手の中にあり、奇妙な存在感を感じさせた。
 舞台はチヌカルクル・ノチウ大陸。
 再び全てを理不尽に奪われた双魚は旅に出る。
 目的はなく、宛もなく逃れる旅路。
 傷付き疲れ切った双魚は、狩人の娘と出会う。
前の話
第01章.王都コイロス

ラキュス湖南地方

印暦1700年代初頭の地図


次の話
第03章.カルサール湾

■薄紅の花 序章-主な登場人物

  • 双魚 (ドゥヴェ・ルィバ=そうぎょ) 主人公
  •  真名(まな)は、オリエンス・プルイナ・フム・アル・フート・フォーマルハウト。
     印暦1693年3月25日生まれ。
     生まれ日の星に因み、世間では「双魚」と呼ばれる。
     10歳の少年は、森に暮らす養父母の許で、様々な事を学び、20歳になった。

  • 六車星 (プレイヤードゥイ=むぐるまぼし)
  •  家紋が六車星。本名は内緒。
     セリア・コイロス王国の王子の教育係・柄杓星の友人。
     セリア・コイロス王国の東隣、アミトスチグマ王国の森に住む。
     柄杓星の頼みで、双魚の養父となった。
     双魚に森での生活の仕方や、身の守り方、薬の素材、薬の使い方などを教える。
     撫子より3歳年下。

  • 撫子 (グヴァズヂーカ=なでしこ)
  •  撫子の花の時期に生まれたことから、そう呼ばる。本名は内緒。
     セリア・コイロス王国の東隣、アミトスチグマ王国の森に住む。
     柄杓星の頼みで、双魚の養母となった。
     双魚を温かく見守り、六車星と共に様々な事をを教える。
     六車星の妻。六車星より3歳年上。

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