■09.日之本帝国(2017年05月13日UP)
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科学文明国。言語は日之本語。
独自の多神教を信仰し、神職の祈祷などで雑妖や魔物などを退けている。
日之本帝国は、チヌカルクル・ノチウ大陸の東に位置し、大小の島からなる列島。隣国は全て、海原が天然の障壁として横たわっている。
数百年来、大陸と没交渉を続けていたが、止むを得ぬ事情により、印暦2090年に門戸を開いた。
国を閉ざしている間、大陸の国々では、科学文明が目覚ましい発展を遂げていた。
大陸との行き来が再開されるや、魔術の研究も正式に始まった。
諸外国に追い付き追い越せで、政府は、隣のチヌカルクル・ノチウ大陸や、東の鯨大洋を遠く隔てたアルトン・ガザ大陸の国々から、科学と魔道の分野それぞれの講師を招聘し、国内各地にその研究と教育を担う大学を設置した。
地図の説明
小説本編に登場/会話などで言及された場所のみ。
★帝都
日之本帝国の首都。
【瀬戸川区(せとがわく)】 「野茨の血族」「碩学の無能力者」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
巴家、ムルティフローラ王国駐日之本帝国大使館がある。
【千代草区(ちよぐさく)】 「彷徨う香炉」などに登場。
【糸橋区(いとばしく)】 「彷徨う香炉」などに登場。
【雲教区(うんきょうく)】 「彷徨う香炉」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
帝国大学(巴宗教の母校)、都立高専(巴経済の母校)などがある。
【水戸区(みなとく)】 「彷徨う香炉」などに登場。
【淡谷区(あわやく)】 「彷徨う香炉」などに登場。
★東北地方
◆05 杜の都(もりのみやこ) 「碩学の無能力者」などに登場。
友田寿一が単身赴任していた。その後、天神府に転勤。
★関東地方
◆13 幸魂県(さきたまけん) 「彷徨う香炉」などに登場。
◆14 縦浜県(たてはまけん) 「虚ろな器」などに登場。
志方理の出身地。
★北陸地方
◆22 美逞県(びていけん)
【歌道山町風鳴地区(うどうやまちょうかぜなきちく)】 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
山端家がある。
★関西地方
◆26 商都(しょうと) 「野茨の血族」「碩学の無能力者」「汚屋敷の兄妹」などに登場。
旧称は水都(すいと)。商都大学(巴政治の母校)、水都市立外国語大学(山端賢治の母校)がある。
◆27 古都(こと) 「黒い白百合」などに登場。
旧称は京(みやこ)。旧首都。古都大学(巴経済、三千院澄慈などの母校)がある。
◆28 五府(ごふ)
【神扉市(こうひし)】 「野茨の血族」などに登場。
巴晶絵の出身地。
★師国地方
◆35 卯呑県(うどんけん)
【田岐市(たぬきし)】 「碩学の無能力者」「虚ろな器」などに登場。
友田幸助らの家がある。
◆36 徳阿波県(とくあわけん) 「虚ろな器」などに登場。
国立魔道学院(志方理、友田幸助などの母校)がある。
特産品は、イリコ、ワカメ、渦潮芋(うずしおいも)など。
◆37 土佐県(とさけん) 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
南の離島に山端美波の実家がある。
◆38 伊与県(いよけん) 「虚ろな器」などに登場
★九衆・琉王地方
◆39 天神府(てんじんふ) 「碩学の無能力者」などに登場。
友田寿一が単身赴任していた。その後、田岐市に転勤。
◆46 琉王府(りゅうおうふ) 「汚屋敷の兄妹」などに登場。
42の南西に位置する。国立琉王大学(山端藍の母校)がある。