■03.建国王の剣 (2015年04月29日UP)
道具の説明
王家の紋章が彫刻された両開きの扉に収められていた一振りの剣。
>鞘は簡素だが、柄頭(つかがしら)には拳の半分程の大きさの宝石がひとつ嵌っている。
>新芽のように鮮やかな宝石の中には、小さな光が瞬いていた。
建国王が生前、所有していた物ではなく、王が死後に成った物。
柄(つか)の宝玉は、建国王の涙。
ムルティフローラ王国を建国した初代王の魂が封入されている。
建国王が政晶に名乗った「カレソー・フォーツーニ・ロサ・ムルティフローラ・アダ・オーランティアカ・ロカスタ」は、王としての称号で、真名ではない。
刀身には、力ある言葉で「運命の輪」と言う意味の言葉が記されている。
王と血縁のある者が持つと、脳内に直接語りかけてくる。
この王より弱い者が持つと、身体を乗っ取られることがある。
王の知識や記憶、魔力、三界の眼の能力を借りることができる。
また、建国王の涙にも、他の宝石同様、魔力を蓄積することができる。
三界の魔物や穢れを斬り、浄化する能力がある。
魔法の剣なので、物理攻撃が利かない魔物にも有効。